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《上巻》
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第1章 原子力発電所の仕組み
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1 |
原発はどのようにして電気を作り出しているのか? |
2 |
核分裂反応とは? |
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原子核の構造 |
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原子力発電の燃料 |
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核分裂の連鎖反応 |
3 |
原子炉の構造 |
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原子炉の種類 |
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原子炉内の主要機器とその役割 |
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核燃料集合体とペレット |
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核分裂連鎖反応のコントロール |
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4 |
発電に伴うゴミ=“放射性”生成物 |
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核燃料の濃縮段階で発生する廃棄物 |
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核分裂後に残る放射性廃棄物 |
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ヨウ素やセシウム、プルトニウムなどの生成過程 |
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“水”も放射性物質に変わってしまう |
5 |
原子力は人類が扱える技術なのか? |
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第2章 放射能と被曝
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1 |
放射能とはなにか? |
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放射線はどのようにして飛び出してくるのか? |
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放射線と放射性物質は分けて考える必要がある |
2 |
膨大な原子の集まりが、空気中に拡散し、放射線を発していく現象 |
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原子炉の中には、膨大な放射性物質(核分裂生成物)が溜められている |
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無数の原子が放射線を出して別物質に変化していくスピード |
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無数の原子からなる塵状の時限爆弾が、風に乗って運ばれていく |
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3 |
運ばれてきた放射性物質は2つの作用を及ぼす |
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人体の外からやってくる放射線(外部被曝) |
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人体に入ってから放出される放射線(内部被曝) |
4 |
放射線種別と人体への影響 |
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放射線の種類と影響度 |
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人工放射線の危険性 |
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なぜウランやプルトニウムは猛毒だと言われるのか? |
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ミクロな世界で起こる放射線被曝 |
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第3章 廃棄物は処理できるのか?
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1 |
原発から発生する廃棄物は、そもそもどうしているのか? |
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発電後の廃棄物は増え続け、数万年の間放射線を出し続ける |
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放射性廃棄物の「埋設処分」は、決して安全な処分方法ではない |
2 |
再処理では、廃棄物問題は解決されない |
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再処理しても、放射性廃棄物は残り続ける |
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高速増殖炉燃料サイクルは、全く実現していない |
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苦し紛れの再処理計画がプルサーマル計画 |
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放射性廃棄物が増え続けているという根本問題が、全く解決していない |
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3 |
原発が閉塞空間を増やし続け、社会活力を衰弱させる |
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原子力発電によって、隔離された閉塞空間が地球上に増え続ける |
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原子力発電によるエネルギー供給の背後で、社会活力の衰弱が進行する |
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今後のエネルギーを考えるために |
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《下巻》(予定)
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第4章 福島原発の現状とこれから
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1 |
福島原発は爆発してもしなくても危険 |
2 |
放射性物質はどう飛散するのか |
3 |
放射線からどう身を守るか |
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第5章 原発は必要なのか
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1 |
世界の原発建設 |
2 |
原子力を推進してきた日本の「原子力ムラ」 |
3 |
原発がなくても電力はまかなえる |
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第6章 次代のエネルギーシステムに向けて
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1 |
誰もが当事者として社会を動かす |
2 |
次代の新資源・新エネルギー |
3 |
地域分散型エネルギーシステム |
4 |
社会活力の再生 |
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