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日本を守るのに、右も左もない
379406 中国の三戦はすでに始まっているー3
 
匿名希望 22/08/04 PM08 【印刷用へ
ビジネス知識源<466号;中国の三戦はすでに始まっている>リンク 
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◎安倍元首相は、ウクライナ戦争のなか、中国の侵攻に対する台湾との軍事的な連帯を強化するため、7月の参議院選挙のあと、台湾を訪問し、蔡英文総統と会談する予定でした。ITで世界1の台湾は親日です。台湾と中国が結びつけば、ITでも中国は世界1です。
7月29日からのアジア歴訪では、米国下院議長のペロシ(大統領、副大統領に次ぐ、米国ナンバー3)が、台湾を訪れます。目的は、台湾に、中国に対抗できる米国の最新兵器を売って、台湾の軍事力を強化することです。米国は、ウクライナ戦争と同じように、台湾海峡の有事に、直接介入する意図はもっていません。
2020年に親中派のバイデンになったあと、米国は台湾に最新の兵器を売らず、中国との軍事バランスが崩れているからです。民主党のペロシの台湾歴訪は、反中国の共和党議員も支援しています。

◎中国は、ハイテク兵器を売る目的の、ペロシの台湾訪問に強く反発し台湾領海の海上封鎖をするという危険なことを言っています。中国が軍艦で海上封鎖をすれば、米国の巡洋艦と軍事衝突が起こるからです。台湾海峡での「第二のウクライナ戦争」でしょう。

◎安倍元首相は、防衛費を5年で2倍の11.6兆円に増やし(米軍から兵器を買って)、インド、豪州、アメリカと、対中「集団自衛(QUAD)」を条約化する目論見を、もっていました。高市早苗氏が、この政策を引き継いでいます。台湾は世界が認めた「国家」ではないので、QUADに明文化はない。しかし当然、台湾も入っています。アジア版のNATOが、QUADです。
高市氏の選挙区は、奈良です。安部氏が、敢えてこの奈良で銃撃されたことには、「中国を包囲する集団自衛のQUADを推進するなら、次は高市氏」という「三戦(心理戦)」のメッセージが匂うのです。
「集団自衛」とは、欧州のNATOのように、加盟国が1国でも攻撃されれば、自国への攻撃と見なし、軍事力を発動するものです。仮想の敵国は中国、北朝鮮、ロシアです。
祖父の岸信介氏が、60年安保の反対運動のなかで改正を強行した日米安全保障条約の、アジア拡大版です。これが、安倍元首相の「レジェンド(記念碑的な業績)」になるべきものでした。
戦後の1955年体制(安保条約と自民党政府)を作った、岸信介氏の日米安全保障条約に匹敵するからです。
自衛権の規定がない憲法の改正と、兵器と装備の最新鋭化のための、軍事費増加も、必要になるでしょう。1年だけではない。永遠に、です。自民党の保守派が「外交の安倍」と讃えるのは、QUADの実現を目指していたからです。「ユーラシア一帯一路」を目指す中国CCPにとって、QUADは三戦で潰さねばならないものです。アジアでの冷戦が終わってないなか、「熱戦」にも進もうとしているのが、台湾海峡です。中国側は2024年が、併合の期限という。

ウクライナ戦争は、ロシアが意図してゆっくり進めています。長期間の原油・資源価格高騰による、西側経済(米・欧・日)のインフレによる金利上昇から、金融崩壊を促すためです。ウクライナ戦争は、対欧米日の、金融戦争の局面ももつのです。
ウクライナ戦争が西側の金融危機と敗戦になって、終結するのは3年後の2025年でしょうか。あと3年です。早期の終結なら、中間選挙で米国民主党が負け、バイデンが政治力を失う2022年11月か12月でしょう。米国政治にトランプの意思が反映するからです。トランプは、プーチンを、政治的な天才と呼んでいます。西側のG7の首相が次々に辞任したあとの、22年8月、9月、10月は世界政治で、大事件が起こる直感がします。
 
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