観念回路の形成過程を追求する中で、前回は、同類との完全一体化回路について扱いました。
完全一体化とは、主体がない状態で相手を全面受容する回路です。初期人類で、木の上にいられなくなり、完全に同類欠損の状態に陥り無になったところから始まり、無になったからこそ、全面的に相手が入ってくるようになったことから発生した回路です。
今回は、その様な状態になった初期人類が「万物との一体化」をする過程を追求していきます。
万物とは文字通り、全てのもの。人間も万物の一つであり、可視光線の波長(見えるもの)だけでなく、見えないものも含めて全てのものです。ちなみに、仏教などでも宇宙と一体化することで悟りが開かれる、と言われていますね。
万物との一体化とは何か?については、以前の記事で詳しく書いています。
>全面受容回路と同期回路によって、人類は性収束し皮膚感覚がより鋭敏化したことで、同類の波動だけでなく自然の波動までキャッチできるようになり、宇宙との一体化(波動との一体化)を可能にしたのです。『観念回路の形成過程C〜なぜ初期人類は自然との一体化を可能にしたのか?〜』リンク 続きはこちら |
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