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マスコミに支配される社会
377370 大量破壊兵器はテレビだった2
 
山澤貴志 ( 57 鹿児島 ITコンサル ) 22/05/13 PM11 【印刷用へ
(前稿に続く)

ところで、メディアというものはまさに大衆心理操作のためにあるのだという話がある。心理操作ではイギリスのタビストック研究所が有名だけれど、この研究所は何と、まさに人々を心理操作して戦争に向かわせるようにすることを目的にして作られたものだったのだと、ドイツの医学者のライク・ガルネ博士が4月に出した動画で言っていた。

この研究所の前身になる研究所が最初にできたのは1913年のことで、それはドイツとイギリスを戦争に巻き込むことを目的としていたのだという。つまり、まさに第一次世界大戦を起こさせる目的で作られていたのだ。この研究所は非営利組織として設立されたのだけれど、非営利組織というのは、実のところ資金を出している組織の言うなりに動くことになっている。この研究所に資金を出しているのは、英国王室やロスチャイルド家、ロックフェラー財団などで、つまり世界を影から支配しようと企てているシティ・オブ・ロンドンそのものだった。

1932年にタビストックの所長になった心理学者のクルト・レヴィン博士は、普通の平和的な人間をどうしたら戦争に駆り立てることができるのかということを研究していた。彼によると、人間は緊張状態にないときには、誰でも冷静に判断する能力があり、さまざまな角度からものを考えることができるのだそうだ。そこに通常の緊張状態が加わると、その判断能力が、最も効果的に問題を解決するべく動き始める。

ところが、この緊張状態が異常な強さになったとき、人はあらゆる判断能力を失ってしまい、動物のような状態になってしまうのだという。そうなると、人は外からどのようにでも操作することができるようになってしまう。これを集団的に行なうと、盲目的に動く群衆を作り出すことができてしまうのだそうだ。レヴィン博士のこの理論を使って、タビストック研究所はイギリス、ドイツ、アメリカを第二次世界大戦に巻き込むことに成功したということだったらしい。

普通の人々は戦争などしたいとは思わないものだ。だから、人々を戦争に駆り立てるには、正常の判断力を失わせる必要がある。そのためには、人を絶えず異常な緊張状態にさらせばいいということになる。パンデミックでもウクライナの戦争でも、テレビがやっていたことはまさにそれだと言える。昼も夜も恐ろしい映像を流し続けて、人にショックを与え続け、心理的パニック状態が続くように仕向けていたわけだ。

心理的パニック状態が続いたところで、何が悪者で、何と戦うべきなのかを、繰り返し断定するわけだ。心理ストレスが限界を越えて、判断能力を失う状態になっていた人々は、それを盲目的に信じてしまう。それで、ヒステリックに攻撃的な行動に走ることになる。実際、パンデミックのときには、少なからぬ人々がマスクをしていない人に対してヒステリックな攻撃性を向けるようなことになっていたし、ウクライナの戦争が始まってからは、ロシア系の住民に暴力をふるう人が続出していた。そして、それをメディアは問題視するどころか、さらに煽っていたのだ。

テレビこそは、大量破壊兵器だったのだ。核兵器も生物兵器も、人々が戦争に駆り立てられていかないかぎり、使われることなどない。ところが今、テレビで恐怖を煽られた人々は、ロシアをやっつけるためにウクライナにもっと危険な武器を送れと叫んでいるのだ。ロシア軍は市民など攻撃していない、あれはウクライナ軍がやっているのだと、あらゆる証拠を出して説明しても、判断力を失った相手を納得させることはできない。それこそはまさに、メディアが心理操作で作り出した状態なのだ。
 
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