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サル社会を解明しよう
372711 鈎爪から平爪への進化
 
村田頼哉 ( 49 高知 企画 ) 21/11/25 PM09 【印刷用へ
原始哺乳類(=原モグラ)は小さいながら鉤爪を持っている。この鉤爪を利用して土を掘ったり、木に駈け登ったりしたりと、その後のモグラ(=土中生活)や原猿(=樹上生活)への進化に繋がっている。

原猿は鈎爪を利用して、木中の虫や樹液を引っ掻き出したりと初期原猿の食性には適したものとなっていました。一方、鈎爪は木登りをするのには適していますが、木を並行移動するスピードにはあまり寄与しません(真猿に比べても遅くなる)。
※ヒョウ等の肉食獣も鈎爪を持っており、獲物がいれば木にも登る。降りる時には鈎爪が引っ掛からないので苦手。

初期原猿は土中と比べて主要な食べ物である虫が少なく、小鳥など捕食上のライバルもいる。飢えの圧力はモグラに比べて格段に高くなる。
そのような圧力下で、花→果実→葉へと食性を拡げ、餌を確保するようになる。

原猿は葉を食べる(腸内細菌でセルロースを分解する)ことで大型化が可能となる。と同時に、鈎爪も葉を掴みやすいよう平爪へと進化する。
親和行為としてのスキンシップも、平爪に進化したことが寄与していると思われる(鈎爪では相手を傷つける可能性がある)。
 
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