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もはや学校は終っている
196322 大学へ行く意味があるのか〜現役高校生の声より〜
 
多田奨 ( 30代 東京 建築士 ) 09/01/02 AM10 【印刷用へ
るいネットサロンで現役の高校2年生と同席した。受験勉強の年を来年に控える彼は、「大学に行く目的がハッキリしない。大学に行くよりは、高校を卒業してすぐに働く方が良いと思う。しかし、大学には行かなければならないと思う」と、難しい心境を吐露してくれた。

この気持ちはわかる。
大学を出ることは今でも一定の社会的な評価を伴う。したがって、そこは外したくはないという意識がある一方で、現実の圧力の中に身を置く方が活力が生まれる事を潜在思念で感じ取っているのだろう。残存する私権制度と潜在思念の綱引きである。
この綱引きは、我々の世代でもあった。しかし、これまでは概ね残存する私権制度が勝ってきたのだろう。

これに対して、来年以降の意識潮流がどのように影響してくるのか非常に興味深い。

認識収束は、今後もどんどん高まってくるだろう。その位相から考えると、大学に行く意味は、新しい認識を理解もしくは生み出すところに位置づけられる。現在の大学の体制がそれに追従するかどうかが問題だが、「勉強したい」という意識が強くなってくることは確か。その可能性収束先として大学が選択されるかどうか。

一方、今後は必要か否かの判断がより鮮明になると考えられる。その意味で、現実の圧力に身を置く方が活力が出るという潜在思念は顕在化していくだろう。すると、親に高い学費を払わせてまで、大学に行くことは、自分のためにも親のためにもならない、と判断する高校生は増えるだろう。

サロンに同席してくれた彼にとっては、難しい選択だが、彼がどのような選択をするか注目したい。
 
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