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96715 |
マスコミのからくり:::露出≒人気 |
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( 39 長崎 企画 ) |
05/09/02 AM01 【】 |
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> マスコミに騙されてはならない。小泉人気とは結局マスコミが自己の延命目的で祭り上げた産物に過ぎないのだから。(96520)
9.11総選挙。公示前の前哨戦ではどうやら小泉優勢だったようだ。マスコミ報道の過熱に歩を合わせるように支持率も上がっている。小泉人気はマスコミが作っている、と言うと、彼らは「小泉を支持している訳ではない。中立である」と反論するかも知れない。確かに、新聞やテレビの論調は、全部が全部、小泉肯定ではない。「やり過ぎ」との周囲の声を拾っているものもある。
しかし、そこに実は、マスコミのカラクリがあるのではないかと思う。報道の中身はどうあれ、中立であろうが多少なり批判的であろうが、今回の選挙が『小泉劇場』として派手に報じられれば報じられるほど、小泉有利になっていくのではないかと思う。
マスコミは、'70年以降、既に共認原理に移行した社会において人々の共認形成を牛耳る位置にいる、評価共認の形成機関である。そして、共認社会において評価共認の強さを最もよく表すものが「注目度」なのだと思う。取るに足りないものは注目されない。注目されているものには(よほどの否定的内容でなければ)何がしか見るべきものがあるのではないかと、無垢な共認回路は働いてしまう。現代、注目度とは即ちマスコミでの「露出度」となる。
芸能人の売出しにも、ヘビーローテーションという類似の手法が使われるし、大衆の冷笑ネタにされているかのように見える最近の若貴問題や杉田かおるにしてもそれは同様だと思う(多分、同情票も含めて個人への信奉者が登場している)。だから、マスコミが小泉個人の一挙手一投足に焦点を当て、派手な露出を演出すればするほど、政策の是非や本当の政治的力量、成果といった本質からどんどん離れて、捏造された個人の評価収束構造に知らずに嵌まっていく人が増えていく。この辺りがまさに、マスコミによる共認支配の恐ろしさだと思う。どうするか。
誰を選んでも大した成果が期待できないまやかしの社会参加である選挙も、大衆の洗脳媒体であるマスコミも一切無視して、粛々と草の根共認運動を進めていくか。これ以上注目を受けないよう、首相というポジションから小泉をとにかく引きずり降ろすべく、投票も含めて可能な限りの方法論を駆使するか。今回ばかりは後者なのかも知れない。 |
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