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人類はDNAではなく、共認内容や観念内容を組み換えて適応している |
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四方勢至 ( 老年 京都 編集 ) |
02/05/07 PM04 【】 |
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闘争(能力)適応であれ共生(取引)適応であれ、種レベルで見られる現象は、当然、個レベルでも見られます。それは当然のことであって、もともと新適応態として登場した個体が増殖して種になった訳ですから、種としての共生(取引)適応は個体としての共生(取引)適応でもあります。従って、集団を単位としているか、個体を単位としているかが(市場の)問題なのではありません。
また、もともと異種間の適応様式であった共生(取引)適応が、同類の個体間に発生したことが問題なのでもありません。共生(取引)適応が、一般的な適応様式である以上、それは異種間だけではなく同類の雌雄間にも、更には同類の個体間にも発現してきます。例えば、序列本能は、基本的には集団(統合)適応態ですが、共生(取引)適応の側面も併せ持っています。
生物の適応様式は極めて多様であり、かついくつもの適応様式が複雑にからみ合って新機能が生み出されています。つまり、生物はそれが有利でありさえすれば、どんな適応様式でも発現させてゆくのであり、又ある一つの「機能」には様々な適応様式が摂り込まれています。従って、概ねどのような適応様式があるのかを知り、ある「機能」が基本的にはどの適応様式に依っているのかを見ておくことは必要ですが、AかBかCかを細かく議論してもあまり得るところはありません。
それよりも、一般に生物がDNAレベルで適応様式を生み出しているのに対して、人類はDNAではなく共認内容や観念内容を組み換えて適応しているという点の方が、はるかに大きな違いであり、人類がなぜ共生(取引)適応態たる市場に(ほぼ全面的に)収束していったのかは、(生物レベルではなく)市場の成り立ちを考察してみないことには、明らかになりません。
その為にも、まずは人類を貫く外圧≒闘争圧力の中身を明らかにしてゆきましょう。
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