アメリカ:闇の支配構造と略奪戦争
261837 大枠から見た経団連・同友会の背後構造 1
 
川井孝浩 HP ( 38 東京 社会事業 ) 12/03/01 PM00 【印刷用へ
経団連と経済同友会は、いずれも第2次大戦後の1946年、戦後復興を目指す経営者達の集まりとして、立ち上がります。それぞれの団体の掲げる理念や政策提言内容等は、時代の変化と共に擦り寄ったり、対立したり。いずれも、大企業を中心とした財界を構成する代表者達の集まりですが、何故わざわざ2つの団体を構成したのか?がいまいちスッキリしません。

そこで、設立当時のGHQ支配構造を背景とした動きに焦点を当てて探ってみました。

ブログ:【悪事をアバク】+『石がものいう時が来る』+人間の創造者とはいかに
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より抜粋―――

■ 第二次世界大戦の敗戦と、ロックフェラー支配 ■
日本の利権は明治維新よりロスチャイルドが握っていました。
マッカーサーはソフトな社会主義路線を取ろうとして財閥解体や農地解放を進め、日本国憲法という極めて理想主義的な憲法を日本人に与えました。
 ところが、アメリカ本国のロックフェラーは中国やソ連といった共産主義権への対抗を理由にマッカーサーを解任しました。
旧財閥は復活し、ロックフェラーに協力する事で、日本の行動成長を支えました。
ロックフェラーはCIAを日本に送り込み、マスコミを支配し、米国大使館から日本の政治の舵取りをしました。
親日派、知日派、ジャパンハンドラーなどと呼ばれる人達が、ロックフェラーの代理人として日本に影響を及ぼしました。

日本は対米輸出で安い製品をアメリカに供給し、軍備や航空機をアメリカから購入し、
アメリカ国債をせっせと買い込みました。 それは、現在の中国の姿と良く似ています。

■ 資本主義 VS 社会主義という実験 ■
ロックフェラーの台頭をイルミナティーが何故許したのか?
それは多分、ロスチャイルドは社会主義の実験を、ロックフェラーは資本主義の実験を担当していたのでしょう。この時代、西ヨーロッパでも多くの社会主義政権がが誕生しています。
 この実権によって東西冷戦というシステムが生まれました。 世界の資源は限られています。 全世界が資本主義的発展をすると、資源争奪戦争の危機が一気に高まります。

そこで世界の1/3を社会主義圏とする事で、経済成長と資源消費を計画的にコントロールしたのでしょう。 社会主義圏の成長は低めに抑制され、資源は優先的に西側諸国で消費されました。
西側を繁栄を知る国民の不満は当然高まります。 イデオロギーの対立と核の抑止力が用意されました。これは社会主義圏で国民の不満を抑える事に役立ちます。
「社会主義が崩壊したら、米軍が攻めてくる・・・」そう思わせる事で、体制は維持されました。 それでも噴出する不満には、「恐怖」が用意されました。

社会主義と資本主義の実験は、資本主義の実験が成功を収めました。

社会主義はヒト・モノ・カネを計画的に支配する事を目的としていますが、ヒトは欲に従順な生き物なので、社会主義は「怠惰」と「官僚の腐敗」によって内部崩壊しました。
西ヨーロッパの社会主義政権の遺産も、膨れ上がった財政赤字と、成長の低下でした。
唯一の例外は日本でした。
日本は官僚が統治する社会主義的構造を持っていましたが、国民が勤勉だった為に、大きな経済成長を遂げました。

■ 資本主義圏の成長鈍化と、社会主義の崩壊 ■
 西側諸国では経済が大きく発展しますが、1980年代に、成長は鈍化します。
アメリカに安い製品を輸出していた日本の経済力が無視出来ない程に増大し、円が高くなった為に、安い労働力とならなくなりました。
これはヨーロッパも同様な状況に陥りました。 ヨーロッパは安い労働力を移民で確保していましたが、移民は貧困層として定着し、社会不安の一部になってしまいました。
そこで80年代の後半に社会主義の崩壊が用意されました。
安い良質な労働力と、ある程度成熟した市場が開放されたのです。
これにより世界は次なる成長軌道に入ります。

■ 西側諸国は「生産」から「金融」にシフト ■
西側諸国は生産基地を、東欧や中国に進出させました。 これは自国内の産業の空洞化と同義です。 そこで「製造業」から「金融」へシフトが発生します。

政策金利を低く抑え、大量の通貨を供給し、通貨は東側諸国や新興国への投資を生み出し、多くの利益を西側諸国に還元しました。
さらに、「影の銀行システム」が作り出され、借金によって利益を生み出す「金融」が生まれます。
FRBは低金利を維持し、アメリカで住宅バブルを作り出し、それを元に大量のMBSを発行し、「影の銀行システム」に商品を供給します。 住宅の値上がりが、庶民に新たな借金をする抵当を与えました。 それにより、米国庶民は借金を繰り返し、その多くが金融市場で運用され、
金融市場は、その規模を膨れ上がらせてゆきます。
 ヨーロッパも同様で、イギリス、スペイン、デンマークなどで住宅バブル、商用不動産バブルが発生します。

〜続く〜
 
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