■合同板
秀作記事
佳作記事
全記事
検索
全記事
●20科目72講座一覧
■科目板
必読
秀作
佳作
全部
否定脳(旧観念)からの脱却
必
秀
佳
全
新理論(構造認識)を塗り重ねてゆく
必
秀
佳
全
意識と脳回路
必
秀
佳
全
科学・宇宙・地球
必
秀
佳
全
生物史と自然の摂理
必
秀
佳
全
サル・人類史
必
秀
佳
全
原始共同体社会
必
秀
佳
全
日本人の起源と縄文体質
必
秀
佳
全
戦争と国家の起源:私権原理
必
秀
佳
全
市場原理と金貸し支配
必
秀
佳
全
市場拡大→世界大戦・環境破壊
必
秀
佳
全
’70年貧困の消滅と支配階級の暴走
必
秀
佳
全
学者とマスコミによる共認支配
必
秀
佳
全
アメリカ支配と官僚支配
必
秀
佳
全
原発・地震・気象・環境
必
秀
佳
全
農業・食品・健康・医療
必
秀
佳
全
性・婚姻・家族
必
秀
佳
全
子育て・能力形成(家庭・学校・企業)
必
秀
佳
全
現代意識潮流を探る
必
秀
佳
全
日本再生・共同体社会の実現
必
秀
佳
全
◇付属メニュー
毎週配信
メルマガ・るい
厳選秀作集&出版サービス
お勧めサイト(ランキング)
便利データサイト
注目書籍
ブログからの最新TB一覧
るいネットからの最新TB一覧
厳選○サイト
現代意識潮流を探る
196393
08年年末なんで屋劇場「金融危機と意識潮流の変化」ノート2:性の衰弱と市場の縮小
山澤貴志
( 43 鹿児島 ITコンサル )
09/01/03 PM03 【
印刷用へ
】
2. 商品市場の背後に性市場あり・・・従って、この経済恐慌の最基底部にあるものは性の衰弱であり、性の再生がない限り、物的市場は縮小を続けるしかない。
今回の市場縮小の引き金を引いたのが「物価上昇」だったとはいえ、その底流は、70年貧困の消滅に遡る時代の大きなパラダイム転換にある。そして、世界最終バブルが崩壊した以上、金融資本の取りうる方策は、国債頼みの国家抱きつき心中か、物価高騰しかないが、「国債頼み→国家紙幣へ」も「物価高騰→市場縮小加速」も金融資本家にとってはジョーカー=自爆装置にしかならないことはもはや明白である。
しかも、物的市場の最基底をなすのは性市場だが、性の衰弱は加速する一方であり、この傾向は日本のみならず欧米にも波及した現象となっている。(逃げる男、追いかける女という傾向は目下アメリカ最大のヒットドラマといわれるセックスアンドシティに顕著な傾向である。)男性は恋愛を避け、二次元へ逃避するか、能力収束を強めている。更には「婚姻制は男にとって不利だ」と婚姻をも避け始めている。そのような男性の性捨象を受けて、女性の方は恋愛よりもなりふり構わぬ「婚活」に意識が向かっているようだ。そこにはもはやかつて、性市場→物市場のモーターであった、性幻想や
性的商品価値
の存在理由はない。今も恋愛や結婚における「勝ち組・負け組」という観念は残存するものの、むしろそのような観念を振り払って考えてみれば、もはや性は市場のモーターとなりえなくなった。
性の再生可能性は「
自我
の性から本源の性への転換」しかないが、今現在は「
自我
の性のリセット中」という段階であり、しかも、私婚制度が残存する以上、この転換は容易ではない。従って、この経済恐慌は、決して一過性のものではなく、性意識の転換という最基底のパラダイム転換が起こるまで、物的市場は縮小を続けるしかない。
シェア
Tweet
List
この記事は
196165
への返信です。
この記事に対するトラックバックURL http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_196393
※トラックバックは承認制となっています。
この記事に対する返信とトラックバック
貨幣経済とは非必要性の上に成り立ってきた!
「超大学生の追究日誌」
09/05/02 PM02
200121
性が棚上げにされるのは何故?
COLA
09/02/20 AM01
199952
自我の性はいったんリセットされる
匿名希望
09/02/17 PM07
婚姻史シリーズ 母系制婚姻様式(番外編) 草食男子
「感謝の心を育むには」
09/01/19 PM11
社会勉強の場「なんでや劇場」♪
「路上で世直し なんで屋【関西】」
09/01/19 PM10
197657
金融危機の外圧により、若者の主体性は取り戻されつつある?
匿名希望
09/01/18 PM04
197460
性問題も金融危機に対する可能性
匿名希望
09/01/16 PM09
197168
市場の縮小は性市場の縮小
kuwavillage
09/01/13 AM11
197029
「性」を巡る意識潮流の変化に、「性再生」の可能性を感じる
西谷文宏
09/01/11 PM02
196993
解脱収束を改めて、「答えを出したい」
萱間直
09/01/11 AM00
196962
女性の役割ってなんだろう?
やっちゃん
09/01/10 PM10
196939
自我の性から、本源の性への転換☆
ぴのこ
09/01/10 PM07
196716
「引っ張っていってくれる男性」という幻想
お百姓さん
09/01/07 PM01
「女の子をもっと充たしてあげたい」と思うようになった
「女の職場話」
09/01/07 AM03
なんでや劇場レポート1 ‘08.12.29「金融危機と意識潮流の変化」 〜’09年の経済情勢 物的需要の衰退が加速〜
「日本を守るのに右も左もない」
09/01/07 AM01
2009年 『男たちが向かう先は?』
「ブログ de なんで屋 @東京」
09/01/06 PM11
日本の現代の「性」について〜世界で抜きん出た傾向〜
「共同体社会と人類婚姻史」
09/01/06 PM11
196582
「草食男子」食い尽くす 「肉食女子」とはどんな人種か
正国稔
09/01/05 PM11
196394
08年年末なんで屋劇場「金融危機と意識潮流の変化」ノート3:日本は構造的貿易赤字国になった
山澤貴志
09/01/03 PM03
[
過去の記事へ
]
[
一覧へ戻る
]
[
新しい記事へ
]
◆実現論本文を公開しています。
実現論 : 序 文
第一部 : 前 史
第二部 : 私権時代
第三部 : 市場時代
第四部 : 場の転換
参考文献
必読記事一覧
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
下記のタイトルを押して下さい。
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか
『るいネット』は、50年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:
member@rui.ne.jp
)