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小泉自民党の“コミ戦”世耕チーム |
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南風小僧☆ ( tennen-oyaji simaguni ) |
06/07/17 AM01 【】 |
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昨年2005年9月11日総選挙のマスコミ対策を提案し指揮した男、世耕氏と解散総選挙時の動きについて具体的な記事があったので紹介したい。
“自民党のゲッペルス世耕弘成”
〜「小泉王朝」は日本をどこに導くのか、これが自民圧勝を演出した広報戦略だ。〜
>今回の選挙戦術において、自民党は結党以来半世紀にわたって培つちかってきた伝統的な戦術や常識を覆すような手法を初めてとりいれた。解散直後に、この「コミ戦」という特命チームを立ち上げ、後述するような戦略的な広報・宣伝活動を行ったのである。このチームを組織し、統率した責任者が世耕だった。
世耕は、98年に参院初当選を果たす前は、NTTでおもに広報畑を歩んできたサラリーマンだった。米国留学中に企業広報の学位も取得した、いわば「広報のプロ」だ。
>官邸や自民党に、戦略的・総合的なコミュニケーション(広報・宣伝・PRを含む)部門を立ち上げる必要があると考えた世耕は、2001年、首相に就任したばかりの小泉に直訴した。
「官邸の広報体制や危機管理には戦略的な専門スタッフを置き、世論調査などのデータを集め、対処していくべきだ」と説いたのである。だが、小泉の反応は鈍かった。
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だが、郵政選挙で情勢は一転。
>ここ数年、選挙のたびに自民党はマスコミ、とりわけテレビとの関係をこじらせてきた。「民主党に偏っている」「自民党を批判しすぎている」といった具合にだ。
だが、支持率の低下をなんでもメディアのせいにしてしまう自民党内の空気を、世耕は常々間違っていると感じていた。
「むしろ、マスコミをどう味方につけ、演出してゆくかが重要だと思う」
「この評論家のコメントだが、かれは自民党には好意的なのに、今回の郵政のくだりの事実関係が多少違っている」
すぐにスタッフ2名が資料を携えて、その日のうちにくだんの評論家と会い『ご進講』を行う』
「この政治面の記事は、事実関係に誤解がある」
やはり、すぐさま2名のスタッフが記者クラブに出向き、当該紙のキャップに「事実関係はこうなんですよ」と説明を行う。
コミ戦のメンバーに近い関係者が証言する。
「これまで自民党が行っていた抗議とは明らかに違います。『ご説明させてほしい』と、紳士的にやりとりする。後の信頼関係にもつながるし、今後の記事で気をつけて書いてくれるようになりさえすればいいんです」
(詳しくはリンク)
(世耕氏について、リンク)
このコミ戦の有効性は選挙結果で実証され、選挙後も広告会社と一体になって世論誘導・政局誘導を行っている。(参照 リンク)
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